会社のお金を持ち逃げ

雇用していた女性のお仕事は経理

平日の夕方、紫苑に1本の電話が鳴りました。
お電話をしてくださったのは、札幌市中央区内にあるとある企業様。

2週間前に5年働いていた経理の女性が退職。
女性が退職後、税理士さんに帳簿を見て頂いた時、退職した女性が会社のお金を着服している可能性があると言われたそうです。

会社としては大事にするつもりはなく、5年間働いてくれたのだからと、着服している事実がわかっても返済してもらえればそれ以上のことは望まないとのことでした。

会社としても、女性へ電話をしたり住んでいたマンションへ伺ったりしたそうですが、電話は着信拒否され従業員の携帯電話から電話をしても応答せず、いつもマンションに行っても不在だったそうです。

まずは話し合いをしたい」その気持ちから紫苑に調査依頼へと進むのでした。

調査を進めてもなかなか対象者が現れない

ご依頼者様との契約が終わり、さっそく着手。
しかし、なかなか対象者は現れません。

対象者の自宅前で早朝から張込み、交代制でずーっと張っていますが現れず。

結局翌日の朝まで張込みしましたが、対象者は現れませんでした。

ご依頼者様と相談をし、以降はピンポイントで張込みを実行。

調査をはじめてから3日後、やっと対象者が自宅前に現れました!

その時の時間は午前1時。

ご依頼者様も、「何時になってもいいから連絡ください」と仰っていただいていましたので、紫苑の調査員は報告の電話をしたのでした。

ご依頼者様と対象者が直接話し合いへ

ご依頼者様へ連絡をしたその30分後、ご依頼者様はタクシーに乗って現場にいらっしゃいました。

紫苑調査員:「今なら自宅に対象者がいます」

ご依頼者様はすぐに対象者の玄関へと向かいました。

ちょうどその時、対象者が夜間にもかかわらずゴミを出しに外に出てきたところで対面。

対象者へご依頼者様が事情を話し、ファミリーレストランへと場所を移しました。

この時、調査員は介入できませんので、対象者が逃走しないよう複数名で監視しているのでした。

無事に示談成立!その時わかった事実

午前4時過ぎ、ご依頼者様と対象者はファミリーレストランから出てきました。

ご依頼者様に結果を聞くと、無事に示談は成立したと。

対象者は、会社のお金を着服していた事実についてすべて認めたそうです。

着服したお金の流れは、当時、交際していた男性へ貸し、逃げられてしまったとのこと。

会社のお金に手を出す前に、自分の貯金も下ろして貸していたそうで、会社を退職した理由も、もっと稼げる仕事をしなければと転職されたそうです。

対象者が現在働いている勤め先は、ススキノにあるファッションヘルス。

これからは毎月キチンと企業様にお支払する約束をされたそうです。

総評

調査が終わり思うことは、対象者様がご依頼者様とお会いした時に正直に話してくれたことによって、穏便に済ませれたこと。

対象者が会社に対して行ったことはたしかに悪い事ですが、事実を正直にお話しいただいたことで、お互いに気持ちが晴れたと思います。

対象者はしばらくの間、以前勤めていた企業様へキチンとお支払しなければいけない日が続きます。

企業様からのこの恩赦を忘れずに、日々頑張ってもらいたいです。